陰陽五行にまつわる思想
簡単3ステップ‼︎
陰陽学説 〜自然界の全てのものは陰陽に分けられる〜
この図は陰陽魚や太極図と呼ばれています。2匹の魚が重なっているかのように互いが寄り添うような形になっています。
この図にはこんな意味が込められています。
世の中の全てのものは女と男、月と太陽、内と外のように「陰」と「陽」に分けられるということ。
そして陰の中にも陽があり、陽の中にも陰があり決して一つでは完成せず、相手がいて初めて世界が成立するという陰陽互根の考え方に元ついています。
五行学説〜互いに助け合い、抑制し合う〜
この5つの分類を 自然界に存在する全てのもに当てはめて身体の場合 ですと、5つの巡り(行=巡りとして) を表したものが5行の思想です。
5つの分類
木ー肝臓、火ー心臓、土ー脾、金ー肺、水ー腎臓
それらがお互いに助け合う関係を相生関係と言います。
木が燃えて火を生み、火は土を生じ、土から金が採れ金属の表面に水滴がつき、水は木を養うと言う発展を促す関係でもあります。
逆に陰陽五行はバランスですから、相手の過剰を抑え制約する関係が、木は土から養分を奪い、土は水の流れをせき止め、水は火を消し、火は金を溶かし、金で木を木えり倒す。
気血津液弁証 〜生きる源の思想〜
中医学では、人間の生命を構成している要素は
【気】【血】【津】【精】の4つと考えます。
バランスが良いと=内面からの健康美が手に入る
【気】の働き
体の生理作用をつかさどる
体温を正常に保つ
外界からのウイルスから体を守る
血液や汗などが体外へ漏れるのを防ぐ
新陳代謝を促す
生命のエネルギー。気虚になるとやる気が出ない
疲れやすい身体になる。
【血】の働き
全身に栄養、熱、うるおいを運ぶ
精神の安定、充実
血が不足すると更年期障害が重くなる可能性があ
ります。血流の滞りになると月経トラブルや肩こ
り首こりになる。
【津ー水】の働き
肌、筋肉、粘膜を潤す
便通をよくする
体温の調整をする
陰虚になると乾燥肌や便秘になる。滞るとむくみや冷えが水滞となって現れる。
難しいところもありますが『minori -稔』サロンでは
このような3000年も前から始まる思想にもとずく考えを取り入れて、
お客様がどの不調になっているのかを体質チェックシートを使用して体質改善のお手伝いをさせていただきます。詳しくは五行のmenuをどうぞ!